114連約4000人の踊り子が中心街を群舞する
“世界最大の傘踊り”「第51回鳥取しゃんしゃん祭」が、鳥取市・若桜街道周辺で、8月13日から15日まで開催される。
13日の前夜祭では、傘踊りとすずっこ踊りのパレードが、14日には、過去最高の114連約4000人の踊り子が中心街を群舞する「一斉傘踊り」が開催され、最終日には花火大会が行われ、5000発の花火が夜空を彩る。
色鮮やかな傘の花が一斉に咲き、鈴の音が響く
「鳥取しゃんしゃん祭」は、昭和36年(1961年)に商工振興を目的に聖神社、大森神社の例祭と併せて誕生した「鳥取祭」が始まりで、昭和40年の祭りから鳥取県東部の伝統芸能「因幡の傘踊り」を誰でも簡単に踊れるようにアレンジして取り入れ、名称を「しゃんしゃん祭」に変更。
「鳥取しゃんしゃん祭」の中核をなすのは「しゃんしゃん傘」を使った一斉傘踊り。傘の骨の中ほどには鈴が取り付けられ、踊りの要所で「しゃんしゃん」と鈴の音が響く。
また、もっと気楽に参加できるよう、幅広のしゃもじのような板に6個の鈴を取り付けた「すずっこ」が考案され、「第42回鳥取しゃんしゃん祭」から「すずっこ踊り」として使われるようになった。
祭りでは「鈴傘(しゃんしゃん)屋台村」も開設され、飲食屋台や「しゃんしゃん・やぐら太鼓」が祭りを盛り上げる。

「鳥取しゃんしゃん祭」 公式サイト
http://tottori-shanshan.jp/