徳島市中心街一円が踊りの渦に巻き込まれる
徳島市では「阿波おどり」が、市内各所で、8月12日から15日までの4日間開催される。
人出は約130万人、踊り子は約10万人が繰り出す、国内最大規模盆踊り。ぞめきのリズムに踊り子や見物客の身も心も弾み、徳島市中心街一円が踊りの渦に巻き込まれ、興奮のるつぼと化す。
昼は「選抜阿波おどり大会」、夜は演舞場での「阿波おどり」が楽しめる
阿波おどりは、400年の歴史を持ち、その起源は「築城起源説」「風流おどり起源説」「盆おどり起源説」など諸説があり、盛んに踊られるようになったのは、徳島藩祖・蜂須賀家政が天正14年(1586年)に徳島入りし、藍、塩などで富を蓄積した頃からといわれ、 その後、藍商人が活躍し、年を重ねるごとに阿波おどりを豪華にしていったという。
今では日本を代表する伝統芸能で、徳島県内のみならず、全国で数多く開催されている。
「阿波おどり」のメイン会場は、市の中心部の公園や通りに設けられた演舞場・おどり広場・おどりロード・まちかど広場で、夕刻(18:00)にはじまり、22:30まで続く。また一方、昼間の阿波おどりは、「選抜阿波おどり」がメインとなり、有名連による阿波おどりがステージで上演される。

徳島県観光協会 「阿波ナビ/阿波おどり」
http://www.awanavi.jp/feature/awaodori.html