三島の夏の夜にシャギリの音が響き渡る
三島市では、伝統と熱気が漂う同市最大のイベント「三島夏まつり」が、三嶋大社周辺を主会場に、8月15日から17日までの3日間開催される。
15日は「山車とシャギリの日」、16日は「伝統芸能の日」、17日は「踊りの日」と、三嶋大社から三島広小路駅までの約700メートルが歩行者天国となり、山車とシャギリ、郷土芸能農兵節やみしまサンバパレード、頼朝公旗挙げ行列など、さまざまな行事が繰り広げられる。
「頼朝公旗挙げ行列」の頼朝役には筧利夫さん
主な見どころは、15日は「山車シャギリ大会」。江戸時代から引き継がれてきた当番町の山車の引き回しと、軽快なシャギリの音が、祭りの雰囲気を盛りあげ、夜になると当番町の山車が三嶋大社大鳥居前に集まり、一斉に競り合いが始まる。山車競り合いは、17日まで、各日20:00より行われる。
16日は、「頼朝公旗挙げ行列」が行われ、今年は頼朝役に静岡県浜松市出身の俳優、筧利夫さんが登場予定。他の催しとしては、「手筒花火」「浦安舞」など三嶋大社の神事として残る伝統的な芸能や、「梯子のり」「神輿」などが行われる。
17日は、「富士の白雪ノーエ」とリズム豊かな唄で始まる「農兵節」や、その「農兵節」をポップ調にアレンジした「みしまサンバ」のパレードが盛大に行われ、また参加自由の踊り大会も開かれ盛りあがる。

「三島夏まつり」 公式サイト
http://www.mishima-cci.com/maturi/