掘り出し物を求め、全国から“やきものファン”が訪れる
全国最大規模の陶器祭り「京都・五条坂 陶器まつり2015」が、五条通(東大路~五条大橋)で、 8月7日から10日(9:00~22:00)まで開催される。
清水焼伝統の地・五条坂一帯に、約400軒もの店が並び、全国から掘り出し物を求める約40万人という“やきものファン”が訪れる。
若手の陶芸作家の作品も数多く並ぶ
清水寺への参道の五条坂界隈は、清水焼発祥の地として、現在も陶芸作家・窯元・卸店・小売店が軒を並べる京焼・清水焼の伝承の地。
「京都・五条坂 陶器まつり」は、大正9年、京都の人々がお盆の前に、亡くなった人の精霊を迎えに「六道珍皇寺参り」をする大勢の人で賑わう五条坂で、日頃上品として売れない物を安売りしたのが始まり。
祭りでは、京焼・清水焼の老舗の店舗をはじめ、他産地の陶器、瀬戸・有田・信楽・美濃・備前等全国の焼き物も見られる。また、近年は、陶芸を目指す若い人々が、五条坂南側歩道にたくさん出店し、以前と違った魅力となっている。

「京都・五条坂 陶器まつり」 公式サイト
http://www.toukimaturi.gr.jp/index.html