鳴子を持った踊り子が市内を乱舞
南国土佐の真夏の祭典「第62回よさこい祭り」が、追手筋本部競演場他、高知市内各所で、8月9日から12日まで開催される。
9日の前夜祭では、花火大会や、昨年の「よさこい祭り」の受賞チームが、ステージ上で個性豊かな踊りを披露。 10日・11日の祭り本番では、高知市内16か所の競演場・演舞場で、2万人程の踊り子が鳴子を手に躍動感あふれる踊りを披露。12日の全国大会・後夜祭でフィナーレを迎える。
南国土佐が“本家・よさこい”の熱気に包まれる
「よさこい祭り」は、昭和29年(1954年)8月に不況を吹き飛ばし、市民の健康と繁栄を祈願し、併せて夏枯れの商店街振興を促すため高知商工会議所が中心となり発足。
その後、絶えず新しいものを取り入れ、サンバ調、ロック調、古典の踊りなど、各チームがそれぞれの個性を出しだ音楽・衣装・振り付けを施し、自由でエネルギッシュな踊りを披露。北海道ではYOSAKOIソーラン祭りが生まれるなど、今では全国各地の祭りで、地元の若者らにより、よさこい踊りが披露されている。
「第62回よさこい祭り」では、県内外から206チームが参加予定で、市内は祭り一色に包まれる。

「よさこい祭り」 公式サイト
http://www.cciweb.or.jp/kochi/yosakoiweb/