名月と古建築のライトアップ、音楽を楽しむ
横浜市中区にある日本庭園、三溪園では、「観月会」が、9月25日から29日までの5日間開催される。
午後8時30分まで入園でき(閉園午後9時)、三重塔などの古建築がライトアップされるほか、もと紀州徳川家の別荘建築・臨春閣を舞台に、風情ある音楽の演奏などが予定され、格別のお月見を楽しむことができる。
今年はクラシックギター、ピアノとサックスの演奏も
三溪園は、生糸貿易で財をなした実業家であり、著名な美術愛好家でもある、原三溪が開園した敷地面積18万平方メートルの広大な純日本庭園。園内にある臨春閣や旧燈明寺三重塔など10棟は、重要文化財に指定され、梅や桜、ツツジ、紅葉などの名所として四季折々の風情豊かな自然が楽しめる。
「観月会」での演奏は、筝曲、雅楽、琵琶に加え、今年はクラシックギター、ピアノとサックスもあり、25日がクラシックギター(柴空)、26日が雅楽(横浜雅楽会)、27日が生田流筝曲・三絃(清松会)、28日がサックスとピアノで奏でる日本の唄(シャンティドラゴン)、29日が薩摩琵琶(錦心流中谷派襄水会)となっている。

横浜・三溪園 公式サイト
http://www.sankeien.or.jp/index.html