尾道の古刹へ続く参道や境内にぼんぼりの灯りがともる
広島県尾道市では、「第12回尾道灯りまつり」が、10月10日(18:00~21:00)開催される。
尾道水道から千光寺山、浄土寺山、西國寺山の古刹へ続く参道や境内に、ぼんぼりが並び、祭りに合わせ、普段見ることのできないお寺の宝を公開する「寺宝展」やライブなども開催される。
尾道繁栄の礎を現代に再現
尾道は、平安末期の1169年開港と共に発展し、豪商の寄進により、最盛期には81か寺が造営され、海岸にはそれぞれの寺へと続く常夜灯が並び、その灯りをめざして帆船が入港した。
「尾道灯りまつり」は、その尾道繁栄の礎を現代に再現し、ほのかにともるぼんぼりを通して“癒しのまち尾道”のぬくもりを体感しようとするイベント。
尾道市内の浄土寺、西國寺、千光寺、持光寺など16か寺に続く参道や境内、尾道駅前緑地帯などが、市内の小中学校の児童・生徒らにより将来の夢や願いを描き奉納されたぼんぼりなど、約3万個ものロウソクの灯りで幻想的にライトアップされ、尾道の夜のそぞろ歩きを楽しめる。

「尾道灯りまつり」 公式サイト
http://www.onomichi-matsuri.jp/akari-matsuri/index.html