30か国266点の応募作品の中から選ばれた18点を展示
山口県宇部市では、現代日本彫刻展「第26回UBEビエンナーレ」が、ときわミュージアム・彫刻野外展示場にて、10月4日から11月29日まで開催される。
昨年9月に行われた選考委員会(1次審査)により、30か国266点の応募作品の中から選ばれた5か国18点の野外彫刻が広大な湖に面した緑豊かな会場に展示される。
国内最大級の野外彫刻国際コンクール
「UBEビエンナーレ」は、戦後、街の美化と心の潤いを目指す市民運動を契機として、1961年より始まった野外彫刻展。以後、2年に一度のビエンナーレ形式で開催を続け、2011年に野外彫刻展50周年を迎えた。
1973年からは公募部門が創設され、「新人作家の登竜門」としての性格が明確に打ち出され、国内最大級の野外彫刻国際コンクールとして注目を集めている。
2次選考(実物作品審査)は2015年10月3日で、大賞(宇部市賞)と宇部興産株式会社賞の上位2作品は実物作品が買い上げとなり、市街地や公園などに設置される。
また、展覧会の期間中は、「彫刻ライトアップ」(10月10日~11月29日のうち金土日祝・祝前日18:00~21:00)や来場者による人気投票「あなたの好きな彫刻作品」(10月4日~10月25日9:00~17:00)などのイベントも予定されている。

ときわミュージアム 公式サイト
http://www.ube-museum.jp/