世界中から優れた映画が集まる、アジアで最も注目される映画祭
アジア最大級の国際映画祭「28回東京国際映画祭(TIFF)」が、六本木ヒルズほか、 都内の各劇場及び施設・ホールで、10月22日から31日までの10日間開催される。
才能溢れる新人監督から熟練の監督までを対象に、世界中から厳選されたハイクオリティーなプレミア作品が集結する「コンペティション」部門をはじめ、アジアの新鋭監督たちが競い合うヤング・シネマ・コンペティション「アジアの未来」、公開される大作・話題作が揃い、国内のみならず海外のスターや監督が来場し、映画祭を華やかに盛り上げる「特別招待作品」などさまざまなプログラムを予定。
また、トークイベントをはじめ、老舗の名店や人気店などの名だたるシェフが集結する人気企画「東京映画食堂」などのイベントも開催される。
寺山修司、高倉健、ガンダムなどを特集
「コンペティション」部門では、今年は、西欧・北欧・東欧、そして北米・中米・南米、さらには中東・西アジア・東南アジア、そして日本を含む東アジアと、世界の各地域を広くカバー。ストレートなコメディドラマ、サスペンス、ラブストーリー、恐怖映画、アート映画、ディープなヒューマン・ドラマなど、豊富なジャンルによって映画の多様な面白さが体験できる。
また、寺山修司生誕80年を記念し、代表作4本を上映し、映画監督としての「天才」の映像の魔術師としての姿を追いかける「寺山修司生誕80年 TERAYAMA FILMS」。
2014年11月10日に逝去した名優・高倉健の没後1年を前に、初期の任侠物から円熟期の文芸作まで厳選された作品を上映する追悼特集「高倉健と生きた時代」。
「ガンダム」とは何か、なぜ人の心を動かすのか、22作品を一挙上映することにより、36年間におよぶ長期シリーズ、日本最大級のヒットコンテンツとなった秘密にせまる「ガンダムとその世界」。
俳優、映画監督、ナレーターとして波瀾万丈の人生を送り、未知の傑作と未完成作を遺した“異端の天才”を回顧し生誕100周年を迎えたウェルズの実像を浮き彫りにする「生誕100年 オーソン・ウェルズ - 天才の発見」など、映画ファンにはうれしい企画が目白押しとなっている。

第28回 東京国際映画祭 公式サイト
http://2015.tiff-jp.net/ja/