文化都市・東京の現在の可能性を多角的に探る
東京都現代美術館では、「東京アートミーティングVI “TOKYO”-見えない都市を見せる」が、2015年11月7日から2016年2月14日まで開催される。
東京は文化都市としてどのような姿を世界やそこに住む人たちの前に現しているのか。アートだけでなく、音楽、映像、デザインなど幅広いメディアを通して、現在の可能性を「見えるように」していくという。
各界で活躍するクリエイターが色々な切り口で「東京」をキュレーション
同展は、各界で活躍する東京のクリエイターが各々のトピックでキュレーションする「東京」と、国内外の作家が「東京」をテーマにつくる新作の2つの要素で構成。
キュレーションでは、YMO・宮沢章夫、蜷川実花、ホンマタカシ、岡田利規、 EBM(T)、松江哲明が、各々の視点から、ユニークな文化を生み出した80年代の東京の命脈を引き継ぎながら、いま現れようとしている東京の創造力を見せる。
また、「MOT Collection Painting Survey, 1970-2015」として、東京都現代美術館収蔵作品を中心に、70年代から今日までの「絵画」についても展示する。
同館では、企画展「オノ・ヨーコ-私の窓から」を、同時期(2015年11月8日から2016年2月14日まで)に開催予定で、これまで主に戦後アメリカ美術のなかで語られてきたオノ・ヨーコの活動を、出身地である東京という都市の文脈で再考する。

東京都現代美術館 公式サイト
http://www.mot-art-museum.jp/