琳派作品と精鋭クリエイターがコラボ
精鋭クリエイターによる本格的プロジェクション・マッピング映像をライブ音楽とともに楽しめる。京都国立博物館では、「大琳派祭プロジェクションマッピング」(主催:京都府)が、同館明治古都館前にて、11月7日から9日までの3日間開催される。
琳派作品と、北京/バンクバーオリンピックに携わったプロジェクションマッピング・クリエイティブ・チームとのコラボレーションが実現。 海外の精鋭クリエイターによる本格的プロジェクション・マッピング映像をライブ音楽とともに楽しめる。
上映時間は約20分、18:30開場 (1回目:19:00/2回目:19:45/3回目:20:30)、入場料は無料(事前申し込みが必要)となっている。
琳派の美の世界に誘い、京都の美と雅の真髄を堪能できる
同プロジェクションマッピングでは、「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」でも使われた唐紙をベースに、本阿弥光悦、俵屋宗達、尾形光琳らの琳派作品の象徴的なモチーフがストーリーを進行。 琳派の美がもつ繊細な技と感性が、それに魅了された海外アーティストにより表現される。
音楽は、世界の聖地、自然遺産、全国の社寺での音楽活動を続ける岡野弘幹が、琳派作品に共鳴して創った曲。水、風、葉擦れ、虫、羽ばたきの音など、想像をかき立てる琳派の風景を音で表現したという。琳派の世界を感じさせるライブ演奏で、琳派の美の世界に誘い、秋の夜に京都の美と雅の真髄を堪能できる。

「大琳派祭プロジェクションマッピング」 公式サイト
http://www.dairimpa.jp/