秋の有田を散策しながらゆっくりと器選びが楽しめる
佐賀県有田町では、“食と器でおもてなし”をテーマに、「第11回秋の有田陶磁器まつり」が、町内各所で、11月15日から23日までの9日間開催される。
春の有田陶器市とは趣を変え、秋の有田を散策しながらゆっくりと器選びが楽しめる祭り。各商店や窯元の心温まるおもてなし、国の重要伝統的建造物群保存地区の指定を受けている町並み、黄金色に輝く大公孫樹や紅葉に彩られた自然豊かな有田町を満喫できる。
有田を代表する6つの窯元で薪窯焚きを公開
「秋の有田陶磁器まつり」では、有田を代表する6つの窯元、今右衛門窯・柿右衛門窯・源右衛門窯・しん窯・深川製磁・有田ポーセリンパークで、薪窯焚きを公開。ガス窯による焼成が主流となった現在、普段はめったに見ることができない、約400年の間、脈々と受け継がれている技を間近で見ることができる。
また、町内の飲食店では、有田名物の「ごどうふ」や地元の食材を盛り込んだ期間限定メニューを有田焼の器とともに提供。他にも、ガイドと巡る有田の町屋歩きや、紅葉のライトアップ、「おまつり広場」イベントなど、多彩な催しが予定されている。

有田観光協会 「ありたさんぽ/第11回秋の有田陶磁器まつり」
http://www.arita.jp/event/toujikimatsuri/