平和の祈りを込め、被爆70周年の広島ならではのイルミ
広島の冬の風物詩「ひろしまドリミネーション2015」が、平和大通りをメイン会場に市内中心部一帯で、2015年11月17日から2016年1月3日までの48日間開催される。
市民や観光客が広島の夜の街を散策して楽しめる、魅力ある広島の冬の賑わいを創出するイベントで、今年は、平和の祈りを希望の光ととらえてイルミネーションに取り入れることで、被爆70周年にふさわしい広島ならではの光とする。
各エリアにテーマを持たせた光のモニュメントを展開
平和大通りでは、Aエリアは「太陽の門」向かいのNエリアは「月の門」など、通り沿いの各エリアにテーマを持たせた様々な光のモニュメントを展開。
Bエリアでは「ハートの惑星」を新規モニュメントとして製作し、優しい心が光となって惑星を創り上げているかのような空間とし、その向かいのMエリア「ピースフルツリー」も、あたたかさを感じられる色で構成し、ハート型のモニュメントをちりばめることで一層優しい光の広がりを演出。
Cエリアの「ピース城と平和のハト」では、平和の象徴であるハトをモチーフとしたメッセージボードを製作し、平和の祈りをピース城へと運ぶ「平和の伝書鳩」を表現。Kエリアの「平和の灯火」においては、故人を偲ぶ「灯篭流し」等で用いられるキャンドルのような明かりを取り入れ、キャンドルは色の変化を様々につけることが可能で、その1灯1灯が1人1人の平和の祈りを表現するという。

「ひろしまドリミネーション」 公式サイト
http://www.dreamination.com/index.html