コンペティション部門や特別招待作品など全33作品を上映
独創的な作品を、アジアを中心とした世界から集めた国際映画祭、「第16回 東京フィルメックス/TOKYO FILMeX 2015」が、有楽町マリオンの有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ 日劇などで、11月21日から11月29日まで開催される。
新進作家を紹介し、優れた作品を顕彰するコンペティション部門のほか、新進気鋭の映画監督の新作を紹介する特別招待作品、映画史に名を刻む監督作品の特集が企画され、全33作品が上映予定となっている。
特別招待作品、オープニング上映は園子温監督の「ひそひそ星」
コンペティション部門では、アジアの新進作家が2015年に製作した作品の中から、10作品を上映。5名からなる国際審査員が、最優秀作品賞と審査員特別賞を選び、11月28日に行われる授賞式で発表される。
ミン・バハドゥル・バムの長編デビュー作で、ヴェネチア映画祭批評家週間の最優秀賞を受賞した「黒い雌鶏」や、デビュー作「東京プレイボーイクラブ」で第12回東京フィルメックスコンペティションに選ばれた奥田庸介の3年ぶりの新作「クズとブスとゲス」などがノミネートされている。
特別招待作品は、オープニング作品の「ひそひそ星」(監督・脚本:園子温)など9作品を上映。特集上映では、ピエール・エテックス、ホウ・シャオシェン 、ツァイ・ミンリャンの3名をとりあげ、日本初上映作品や代表作を紹介予定となっている。

「第16回 東京フィルメックス」 公式サイト
http://filmex.net/2015/