市民とアーティストとが一体となって芸術を楽しむ1か月
札幌の秋を彩る芸術祭「さっぽろアートステージ 2015」が、札幌市内各所で、11月7日から12月6日まで開催される。
期間中は、札幌駅前通地下歩行空間「チ・カ・ホ」に作品を展示する「アートストリート」や、30以上の団体がオリジナル作品を上演する「札幌劇場祭(TGR)」、道内のミュージシャンがライブを行う「クロスロードライブ」など、市民とアーティストとが一体となって芸術を楽しむ1か月となっている。
音楽、美術、演劇など多彩なアートに親しむ
キックオフイベントは、7日・8日「チ・カ・ホ」で開催。音楽部門の「クロスロードライブ」のファイナリストによるライブやTGRのPRステージやアートのフリーマーケット「アートマート」などが開かれる。
「アートストリート」(11月7日~12月6日)では、“コンパスのみつけかた/こどもたちの未来”をテーマに、CAI現代美術研究所・佐野由美子さんをコーディネーターに様々な現代アート作品展示やアートパフォーマンスを実施。
また、「キッズアートフェス」として、子供たちがアートの楽しさを体感できるよう、様々なアーティストが講師となったワークショップも開催される。
TGR(10月31日~11月30日)は、市内の10劇場が参加し、演劇、お笑い、人形劇など、これぞと思う作品を上演し企画を競い合う、劇場の祭典。最も優れた作品には「札幌劇場祭大賞」が授与される。
「クロスロードライブ」(14日・15日・21~23日)には、全35組が出場。12月6日にはファイナルライブが開催され、35組から選ばれた4組が再登場する。

「さっぽろアートステージ 2015」 公式サイト
http://www.s-artstage.com/2015/