露地行灯の灯りと生け花作品が散策路を彩る
初冬の嵐山を幻想的に演出するライトアップイベント「京都嵐山花灯路-2015」が、京都嵯峨・嵐山地域にて、12月11日から12月20日(点灯時間:17:00~20:30)まで開催される。
水辺や竹林を含む自然景観や歴史的文化遺産などがあたたかな光で浮かび上がり、「灯りと花の路」では、露地行灯の灯りと生け花作品により、思わず歩きたくなる散策路に導かれ、京都の夜を楽しむことができる。
「灯り」をテーマに新たな観光資源を創出
「京都・花灯路」は、京都の夜の新たな風物詩となることを目指して、平成15年3月から東山地域において、「灯り」をテーマとする新たな観光資源の創出事業としてはじまり、平成17年12月からは嵯峨・嵐山地域においても実施。
京都の初冬と早春を飾る風物詩として定着し、昨年度の嵐山花灯路は、期間中のほとんどが雨天または曇天であり、強風や降雪なども含む非常に厳しい天候であったにもかかわらず、10日間で92万9000人が来場。東山花灯路では、国宝・知恩院三門でのサンドアートパフォーマンス等、様々な事業を実施し10日間で12万8000人が訪れたという。
「京都嵐山花灯路-2015」では、ロームが灯す「灯りと花の路」のほか、渡月橋周辺のライトアップ、竹林の小径のライトアップ、京都いけばな協会「いけばなプロムナード」などを開催。また、協賛事業として、周辺寺院・神社・文化施設の特別拝観・開館とライトアップなども予定されている。

「京都・花灯路」 公式サイト
http://www.hanatouro.jp/