日本3大火祭りのひとつ
長野県野沢温泉では、「野沢温泉道祖神祭り」が、野沢温泉村馬場の原で、1月15日に開催される。
社殿に火を放とうとする村人と、それを阻止しようとする厄年の男たちが、攻防戦を繰り広げる様は勇壮で、日本3大火祭りのひとつとされ、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
激しい攻防戦の末、社殿が夜空に高く燃え上がる
「野沢温泉道祖神祭り」長野県北信地方で行われる小正月の火祭りの行事で、とりわけ野沢温泉の道祖神祭りは壮大な規模で行われることで知られる。
祭りは13日の「御神木里引き」に始まり社殿を造る木材が引き出され、14日の朝から深夜までと、15日の午前中に社殿造り行われて、昼ごろに完成。
15日の夜になると火祭りが始まり、20:30から、厄年以外の男たちが火付役として火を社殿に投げつけ、厄年の男たちが火消し役として応戦する激しい攻防戦が行われる。
22:00には、約1時間半にわたる攻防戦の末、双方の手締めにより、社殿に火が入れられ、社殿には、前年に長男が誕生した家が奉納する初灯籠が立てかけられて共に燃やされる。社殿は次第に勢いよく燃え上がり、大きな炎が夜空に高く燃え上がり、火祭りは終わる。

長野県 「しあわせ信州/野沢温泉道祖神祭り」
http://www.shinshu-dc.net/winter/kirameku/173野沢温泉観光協会 「野沢温泉道祖神祭り」
http://www.nozawakanko.jp/spot/dousozin.php