ライトアップされた伽藍や燈籠が幻想的世界へ誘う
福井県の曹洞宗大本山・永平寺では、「冬の燈籠まつり~永平寺ライトアップ~」が、2月27日・28日(18:00~20:00)の2日間開催される。
通用門から山門に至る外観ルートが特別開放され、ライトアップされた5つの伽藍の外観を見ることができ、竹燈籠や雪燈籠が幻想的な光の参道へと誘う。
永平寺名物の涅槃団子や温かいしょうが湯の振る舞いも
永平寺は、今から約760年前の寛元2年(1244年)、道元禅師によって開創された出家参禅の道場。山門、仏殿、法堂など、七堂伽藍では、修行僧が道元禅師により定められた厳しい作法に従って禅の修行を営む。深山幽谷の地にたたずみ、真っ白な雪に彩られる冬の永平寺の凛とした美しさは、多くの人を魅了する。
「永平寺ライトアップ」では、境内最古の建造物、山門はじめ瑠璃聖宝閣、唐門、報恩塔、鐘楼が、ライトアップされ、さらに参道を照らす燈籠で幻想的な世界を演出する。
期間中は、無病息災のご利益がある涅槃団子や、温かいしょうが湯の振る舞いもあり、山門前で祈願ろうそくの販売や、「万灯会」に飾る燈籠を受け付け(27日のみ、18:20まで)も行われる。
また、特別企画として、福井県在住の陶芸家大森正人氏の協力による、灯り取りの陶芸作品約200点も展示予定となっている。

永平寺町観光物産協会 「永平寺 冬の燈籠まつり」
http://www.eiheiji.jp/webapps/www/event/detail.jsp?id=359