10周年を飾るにふさわしい充実した内容
香川県では、10周年を迎える「さぬき映画祭2016」が、イオンシネマ高松東・綾川・宇多津、情報通信交流館「e-とぴあ・かがわ」、かがわ国際会議場ほかにて、2月11日から21日までの11日間開催される。
今年も「映画、だけじゃない映画祭」のコンセプトのもと、香川県出身の本広克行監督をディレクターに向かえ、映画はもちろん、演劇やスペシャルイベントを企画。10周年を飾るにふさわしい、スケール・内容ともこれまでを大きく上回る、充実した内容となっている。
山田洋次監督「家族はつらいよ」特別先行上映
主な上映作品(カッコ内はゲスト予定)は、ドラマが、オープニング特別先行上映として、3月12日全国ロードショーの山田洋次監督が贈る、待望の喜劇「家族はつらいよ」(山田洋次監督)。本広ディレクター最新作、アニバーサリーをテーマにした5つの物語「アニバーサリー」(本広克行監督、高橋栄樹監督、トータス松本)。
香川県出身の朝原監督作品「愛を積むひと」(朝原雄三監督)、大林宣彦監督が北海道を舞台に描いた最新作「野のなななのか」(大林宣彦監督)、香川ロケ作品「世界の中心で、愛をさけぶ」「春の雪」(行定勲監督、ロケ地巡りバスツアーも企画中)など。
アニメが、「宇宙戦艦ヤマト2199星巡る方舟」(声優・中村繪里子ほか)、「機動戦士ガンダム」劇場版3部作(富野由悠季監督)。 演劇公演が、アンドロイド演劇「さようなら」(平田オリザほか)、「人狼TLPT」などを予定。
コンペ部門では、「さぬき映画祭2016」優秀企画上映作品「カンカンSUN」、「帰ってきまい」を初上映。2作品の上映とともに、審査委員長の中島貞夫監督及び各作品の制作者をゲストに招き、アフタートークを開催。
新企画として、応募のあったショートムービーをコンペティション会場で一挙上映し、来場者の投票でグランプリを決定する「さぬきストーリー・プロジェクト ショートムービー コンペティション」を開催する。
また、スペシャルイベントとして、トークイベント「水曜どうでしょう」X「ゴリパラ見聞録」(藤村忠寿ディレクター、嬉野雅道ディレクター、パラシュート部隊:斉藤優・矢野ペペ、ゴリけん)、映画祭上映作品にちなんだ香川のおいしい食が集まるマルシェなども予定されている。

さぬき映画祭 公式サイト
http://www.sanukieigasai.com/index.html