独自の切り口で、全国そして地元倉敷の音楽文化を紹介
「音楽を媒介とした地域間文化交流」をコンセプトに、毎年3月に倉敷市内一円で開催される音楽の祭典、「第30回 倉敷音楽祭」が、倉敷市芸文館などで、3月12日から3月21日まで開催される。
有名アーティストによるホール公演や、その土地に根づく伝統芸能、倉敷で活動するアマチュア文化団体による市民制作公演などを開催。独自の切り口で、全国そして地元倉敷の音楽文化を紹介する。
中四国の文化芸能を特集
30回目となる今回は、中四国の文化芸能を特集。香川県特産の鉱石で、高く澄んだ音色を発する讃岐岩(サヌカイト)を打楽器として使うコンサート「讃岐岩」、島根県西部石見地方に伝わる伝統芸能「石見神楽」、瀬戸内海沿岸で繰り広げられた源平合戦を哀愁ただよう平家琵琶の調べとともに語る「平家琵琶」を紹介する。
アーティスト公演では、倉敷ヴィルトゥオーゾ ピアノクインテット(松本和将ほか)、岡本真夜、世良公則などのコンサートを予定。また、「第八回日本縦断和太鼓コンサート」「第19回くらしきビッグバンドフェスティバル」など、倉敷で活動するアマチュア文化団体による市民制作公演をはじめとする多彩な催しが予定されている。

「倉敷音楽祭」 公式サイト
http://arsk.jp/m-fes/