春の風物詩として親しまれる六義園の夜桜
東京都文京区の都立公園、六義園では、「しだれ桜と大名庭園のライトアップ」が、3月17日から4月3日(ライトアップ:日没~21:00)まで開催される。
同園のシンボルともいえるしだれ桜は、高さ約15m、幅は約20mに及び、春の陽光に照り映える昼の姿と、夜空に浮かび上がる姿、どちらも見ごたえ十分で、期間中は開園時間が21:00まで延長され、夜の六義園での幻想的なひと時を楽しむことができる。
「さくら茶屋」「抹茶茶屋」も楽しめる
六義園は、五代将軍徳川綱吉の寵臣・柳沢吉保によって造られた和歌の趣味を基調とした回遊式築山泉水庭園で、江戸時代に造られた大名庭園の中でも代表的なもの。四季折々の景観が楽しめ、桜と紅葉の見ごろには日没後のライトアップが行われ、多くの人々が訪れる。
期間中は、軽飲食やお土産などを販売する「さくら茶屋」(9:00~20:30/けやき広場)や、抹茶と和菓子が楽しめる「抹茶茶屋」(「吹上茶屋」9:00~20:30、「心泉亭」平日:12:00~20:00、土日祝日:10:30~20:00)が開かれ、また、ボランティアの案内で、桜の季節の園内散策ができる「庭園ガイド」(11:00・14:00、各回60分程度)も予定されている。

東京都公園協会 「六義園」
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index031.html