瀬戸内海の12島14会場で現代アート作品が楽しめる
美しい瀬戸内海の島々を舞台に3年に一度開催される現代アートの祭典、「瀬戸内国際芸術祭2016」が、“海の復権”をテーマに、春(2016年3月20日~4月17日)、夏(2016年7月18日~9月4日)、秋(2016年10月8日~11月6日)の日程で、108日間にわたり開催される。
会場は、直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島(春のみ)、本島(秋のみ)、高見島(秋のみ)、粟島(秋のみ)、伊吹島(秋のみ)、高松港周辺、宇野港周辺の、12島14会場で、さまざまな現代アート作品が楽しめる。
アジア・世界との交流、瀬戸内の“食”、地域文化の独自性の発信に力を入れてプロジェクトを展開
「瀬戸内国際芸術祭」は、アートを通じた島の活性化をめざし、2010年に始まり、今年で3回目。第2回は100万人以上の観客を集めたイベント。
「瀬戸内国際芸術祭2016」では、アート作品の公開やイベントの開催に加えて、海でつながるアジア・世界との交流、瀬戸内の“食”を味わうプロジェクト、地域文化の独自性の発信に特に力を入れてプロジェクトを展開。
アジア・世界との交流では、海でつながるアジア各国の国と地域との文化的交流をさらに深めることをめざし、夏の高松港では「瀬戸内アジア村」を開催。
アジアのパフォーミングアーティストが集結するほか、従来の美術の枠を超えた、職人達が集い、協同する、ものづくりと食のマーケットなど多ジャンルの文化が交錯、交流する場を創造する。
瀬戸内の“食”では、瀬戸内の新鮮で豊かな食材、また食に代表される島の文化や生活などの地域の魅力を五感・味覚を通して感じる「味わえるアート」として来場者に提供する。栗林公園では、「讃岐の晩餐会」と題して、パフォーマンス鑑賞と食の提供を併せた「特別なおもてなし」を展開。
地域文化の独自性発信では、会場の島々に限らず、「盆栽」、「獅子舞」など、その島々を取り巻く香川県や瀬戸内が全国に誇る地域文化の魅力を幅広く発信する。
(画像は同芸術祭公式サイトより)

「瀬戸内国際芸術祭2016」 公式サイト
http://setouchi-artfest.jp/