桜の開花時期に合わせた一夜限りの灯りのイベント
加藤清正公の菩提寺でもある肥後本妙寺では、「本妙寺桜灯籠(はなとうろう」が参道一帯で、3月26日(17:30~22:00)に開催される。
桜の開花時期に合わせた一夜限りのロマンチックな灯りのイベントで、参道には、石灯籠や手づくりの和紙灯籠、吊し灯籠など数千個の灯籠がともり、夜桜を楽しみ、各寺院からは様々な幽玄の調べが聞こえる、夢のようなひとときを過ごすことができる。
参道の各寺院では様々なコンサートを開催
本妙寺は、巨大な仁王門をくぐると長い石畳の参道が続き、両側には桜木と塔頭12か寺が並び、さらに176段の石段の登り道は胸を突くような急勾配で「胸突雁木」と呼ばれ、信者から寄進された石灯籠が並ぶ。
「本妙寺桜灯籠」の参道に並ぶ数千の和紙灯籠は全て住民の手づくりで、切り絵、墨絵、影絵、習字など、色々な作品が蝋燭の優しい灯りに照らされ、また、住民と大学等との協力でつくる、竹と紙でできたオブジェ登場し、参道と石段を彩る。
参道の各寺院で開催されるコンサートでは、箏、笛、琵琶、ピアノとシャンソン、アカペラ、合唱、フルート、ギター、シンセサイザーなど様々な音色が奏でられ、夜空に浮かぶ桜の花とともに、幽玄の世界をつくりだす。

「本妙寺桜灯籠」 公式サイト
http://hanatourou.com/index.html