チャリティ入札会や座談会などの特別企画も
「東京 アート アンティーク 2016~日本橋・京橋美術まつり~」が、東京都中央区 京橋・日本橋を中心とした地域で、4月14日から16日までの3日間開催される。
今年は、美術店・画廊約80軒が参加。期間中は誰でも参加できるチャリティ入札会や座談会、各種作品についてのギャラリートークなどのイベントなど、家族、友達との気軽な美術品巡りから、歴史好き、古美術愛好家まで楽しめる地域密着型のイベントとなっている。
アートをより身近に楽しめる
「東京 アート アンティーク」は、敷居が高いと思われがちな古美術店や画廊へより広い層の人々が気兼ねなく訪れることを目的に開催されるイベント。
特別企画「チャリティ入札会」では、落札金額の一部を慈善団体へ寄付する目的に、初めての人でも気軽に入札体験ができるイベント。14日から16日の期間中、参加各店舗で入札用紙に金額を記入して入札箱に入れ、落札結果はイベント期間終了後、店舗より落札者の連絡先へ直接発表される。
また、東京アートアンティーク2016X町田市立博物館X常盤山文庫 特別企画座談会「中国陶磁うつくし」(4月15日/コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション4階)では、中国陶磁の魅力から普段聞くことができないような学芸員たちの苦労話や裏話に至るまで座談会形式で楽しいトークが繰り広げられ、鑑賞する時の楽しみがまた一つ増える機会となっている。
ほかにも、ギャラリートーク「川島公之『中国陶磁~絵皿の世界』」(4月15日・16日/繭山龍泉堂)、「近代の誕生~ウィーン1900年のスタイルとアイデンティティー」(4月14日/ワールド・アンティークブックプラザ)などの参加型のプログラム、会期に合わせた各店舗での企画展などが予定され、美術館と違い、実際に作品を手に取り、店主や作家と語り合いなど、アートと人の繋がりをより身近に感じることができる。

「東京 アート アンティーク」 公式サイト
http://www.tokyoartantiques.com/