「花火大会」や「道中総踊り」などで楽しく盛りあがる
天草の夏の一大イベント「天草ほんどハイヤ祭り」が、天草市の旧本渡市街地などで、7月19日・26日・8月2日に開催される。
19日には、「踊りの競演」「天草子ハイヤ」、26日には「花火大会」、そして8月2日には「道中総踊り」と、土曜日の夜が楽しく盛りあがる。
10,000発もの花火が天草の夜空に咲き乱れる
「ハイヤ節」は、天草市牛深が発祥で、元禄の頃から島の津々浦々、港々の酒盛りや大漁祝いに唄われ300年の長い歴史を持つ郷土民謡。
江戸時代の末期には大阪から鹿児島を上り下りする九州西回りの帆前船、更には大阪から北海道を往復する北前船の船乗りらによって天草のハイヤ節が全国に広がったという。牛深町では、毎年4月の第3土・日(金曜日に前夜祭)に「牛深ハイヤ祭り」が開催されている。
26日の「花火大会」(午後8時30分~午後9時15分/大矢崎緑地公園)は、1.5尺の大玉花火(直径400メートルの大輪)や新作花火など 10,000発もの花火が天草の夜空に咲き乱れ、多くの見物客を魅了する。
また、祭りのフィナーレを飾る「道中総踊り」(8月2日 午後7時30分~午後10時/天草市役所~天草信用金庫本店)では、参加者約2,500人の踊り手と観客が一つになり練り踊る。会場周辺では、天草島内の飲食店が多数出店する屋台スペースや、参加団体によるステージ踊りの披露など、「道中総踊り前」からお祭りムードで賑わう。

「天草ほんどハイヤ祭り」 公式サイト
http://www.haiya.org/index.html