創作折り紙の第一人者、吉澤章の代表作品300点余を展示
佐野美術館(静岡県三島市)では、「“一枚の紙から生まれる奇跡”吉澤章 創作折り紙の世界」を、7月12日から9月28日まで開催する。
日本の創作折り紙の第一人者であるとともに、折り紙の世界的な普及に努めた吉澤章(1911~2005)の、代表作品300点余によりその求道の人生を振り返る。
世界50か国以上に画期的な造形美術「ORIGAMI」を普及
吉澤章は、90余年の生涯をかけて独自の創作の世界を築き上げ折り紙作家で、様々な動物や鳥、植物、星の神話や恐竜たち、人の姿や心の動きなど、具象から抽象まで幅広いテーマで表現。
また、国際折り紙研究会を創設し、世界50か国以上に画期的な造形美術「ORIGAMI」を普及。見る人に優しく温かい感じを与える作品は、広く国内外で知られ、多くの創作折り紙の後継者が育っている。
同展覧会では関連イベントとして、吉澤喜代(国際折り紙研究会代表)を講師に迎え「吉澤章創作折り紙講座」(7月26日14:00~16:00)、「小中学生対象講座 親子の創作折り紙教室」(7月26日10:00~12:00 )などが開催予定となっている。

佐野美術館 公式サイト
http://www.sanobi.or.jp/国際折り紙研究会 公式サイト
http://www008.upp.so-net.ne.jp/origami-ios/index.htm