あしたのジョーと同時代の芸術家たち
連載終了から40年が経過した今なお、新たなファンを獲得し続けている漫画「あしたのジョー」の展覧会「あしたジョー、の時代展」が2014年9月21日(日曜)10時~18時まで練馬区立美術館(練馬区貫井1-36-16)で開催中だ。
原作者 ちばてつや氏による100点以上の魅力的な原画と、アニメやレコードなど同時代の関連資料からも作品をひもとく。また、ボクシングをこよなく愛し「あしたのジョー」に深く関わった寺山修司や土方巽、秋山祐徳太子ら、ジョーと同じ時代の空気を共有した芸術家たちの活動をたどり、同時代を振り返る。
観覧料は、一般500円、高大学生および65~74歳300円、中学生以下および75歳以上無料。月曜日休館(ただし、9月15日【月・祝】は開館、翌日休館)。
関連イベントも多数企画
会期中は、さまざまなイベントも用意されている。事前申し込みが必要な「銀河万丈氏(声優)による読み語り」は、8月30日(土曜)15時~16時半、美術館1階・視聴覚室で行われる。演題は笹沢左保『木枯し紋次郎』「土煙に絵馬が舞う」ほか。
参加には展覧会チケット(当日以外の半券でも可)が必要。中学生以上の70名限定。希望者は、必要事項を明記の上、往復ハガキまたはEメールで申し込みを。締め切りは8月8日(金曜)必着。詳細は、公式サイトで確認を。
ほか、昭和精吾氏(元「劇団 天井桟敷」団員)のパフォーマンス「力石徹への弔辞(1970年3月力石徹告別式での弔辞朗読再演)」は8月3日(日曜)15時~。
学芸員によるギャラリートークは、8月23日(土曜)、9月6日(土曜)、9月13日(土曜)各日15時~(9月6日は藤森益弘氏(作家・評論家)と当館館長)。
ともに開催場所は展示室。当日の展覧会チケットが必要。

練馬区 公式サイト
https://www.city.nerima.tokyo.jp/