屋内で行われるイベントとして最大規模を誇る
日本で開催される最大の同人誌即売会「コミックマーケット86」が、8月15日から17までの3日間、有明・東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催される。
毎年8月と12月の年2回、東京国際展示場で開催され、前回の「コミックマーケット85」では、参加サークル数は3万5000、入場者数は52万人と、屋内で行われるイベントとしても最大規模を誇る。また、コスプレイヤーの参加者数は、のべ2万5000人と過去最高を記録した。
現代日本のサブカルチャーが一堂に集う
「コミックマーケット」は主として「同人誌(またはファンジン誌)」と呼ばれる、アニメやコミック、映像作品等のファン達が作った様々な内容の自主製作冊子を頒布・交換することで同好の士と交流を図る場として開催。「コミケット」あるいは「コミケ」という略称で呼ばれる。
アニメや漫画、映画、歴史などを題材としたものに始まり、創作漫画や小説、イラスト、替え歌集など、冊子としての同人誌の内容も多岐にわたり、それ以外にも自作楽曲、自作ゲーム、手芸品、アクセサリー、写真集、などのグッズを扱うブース(スペース)が出展され、企業ブースも加わって、現代日本のサブカルチャーが一堂に集う。
入場は無料だが、諸注意や各種の変更事項の伝達手段として、「コミックマーケット」では、カタログ(冊子版カタログ、DVD-ROMカタログ、Webカタログ)を制作しており、コミケビギナーのためのアドバイスコーナー「Comi-Navi」はWebでも公開されている。

「コミックマーケット」 公式サイト
http://www.comiket.co.jp/