若手アーティストの作品を黄金町の街中に展開
横浜市では、アジアを中心とした国内外の若手アーティストの作品を黄金町の街中に展開し、「仮想のコミュニティ」について考える「黄金町バザール2014 仮想のコミュニティ アジア」を、8月1日から11月3日まで開催する。
演劇や映像の上映会、パフォーマンス、アートの様々なジャンルを「見る・体感する」ことで、アートの新しい可能性を探るイベントや、国際シンポジウムやトークイベント、ものづくりワークショップ、「食のイベント」などが開かれる。
横浜をアジアにおける文化の重要な発信拠点として位置づける
「黄金町バザール」は、2008年より、京浜急行「日ノ出町駅」と「黄金町駅」の間に広がる高架下スタジオを中心に、周辺の小規模な建物や既存の店舗、空地などを会場として、まち一帯で国内外のアーティストによる様々なプロジェクトを展開してきたアートフェスティバル。
「黄金町バザール2014」では、「仮想のコミュニティ アジア」をテーマに、ゲストキュレーター及び国内外の関係団体との共同、公募審査により選考されたアーティストの新作を黄金町の街中に展開し、横浜をアジアにおける文化の重要な発信拠点として位置づけることを試みるという。
期間中は、「見る・体感する」「学ぶ・遊ぶ」「食べる」と、多彩なプロジェクトを展開。
8月には、葉振宇(イェ・チェンユ)「Innocent Resturant Workshop」(8月2日)、初黄日商店会の黄金町バザール2014特別企画「アジアンフードコート~Asia食の祭典~」(8月3日・17日)、シンディー・望月「loch/穴」(8月8日・9日)、スーパー・オープン・スタジオ・ネットワーク「スーパー・オープン・スタジオ・ツアー(S.O.Sツアー)」(8月23日)、阿川大樹「ちょんの間から大岡川を見つづけて 2007-2014」(8月30日)、原田賢幸「雲の切れ間に、一筋の雷歴。」(8月31日)などが予定されている。

「黄金町バザール2014」 公式サイト
http://www.koganecho.net/koganecho-bazaar-2014/