テーマは「未来世界のパノラマ - ほころぶ時代のなかへ」
福岡市では、「第5回福岡アジア美術トリエンナーレ2014」(第5回福岡トリエンナーレ/FT5)が、福岡アジア美術館全館ほか周辺地域で、9月6日から11月30日まで開催される。
第5回のテーマは「未来世界のパノラマ - ほころぶ時代のなかへ Panorama of the NextWorld」。アジア21か国、地域の若手作家を個々に紹介することに加え、「特別部門」を設け、特定の地域やジャンルなどに見られる新しい美術の動きを伝える。
「特別部門」を設け、現代「モンゴル画」の新傾向を世界で初めて紹介
「福岡アジア美術トリエンナーレ」は、福岡アジア美術館の継続的な調査研究や交流事業の成果と蓄積を生かして、3年ごとに、毎回異なるテーマでアジア21か国、地域の美術の新傾向を紹介する展覧会。
絵画、彫刻、インスタレーション、映像などの作品展示を行うとともに、作家を福岡に招聘して共同制作、ワークショップ、パフォーマンスなどを実施し、福岡市民との交流の場を創り出す。
今回の「FT5」では、「特別部門」を設け、現代「モンゴル画」の新傾向を世界で初めて紹介。伝統的で重厚な「モンゴルらしさ」のイメージを完全にくつがえし、グローバル化していく都市文化を生きる若者たちの意欲的な表現で変化を牽引する新進気鋭の作家10人、約30点の作品を一挙に展示し「モンゴル画」の最新動向を伝えるという。

「第5回福岡アジア美術トリエンナーレ2014」 公式サイト
http://fukuokatriennale.ajibi.jp/index.php