お亀池の周囲が灯籠のやさしい光で彩られる
ススキの大平原が広がる曽爾高原(そにこうげん/奈良県宇陀郡曽爾村)では、「第12回曽爾高原山灯り」が、9月13日から11月24日まで開催される。
日没から、21:00まで、大蛇伝説が残るお亀池の周囲が灯籠のやさしい光で彩られ、昼間とはまた違った幻想的な光景に、ロマンチックな気分に浸ることができる。
山灯りと星明かりのコラボレーションが楽しめる
曽爾高原は、日本300名山の一つ倶留尊山(くろそやま)から亀の背に似た亀山を結ぶ西麓に広がり、湿地帯のお亀池を除いてススキで一面に覆われた草原。
3月中頃に毎年「山焼き」が行われ、春から夏にかけては一面に青い絨毯が敷かれたような姿を見せ、秋にはススキの穂が日差しを浴びて銀色・金色に輝き、毎年たくさんの観光客が訪れる。
9月中旬の仲秋の名月には紫のホウキのようなススキが爽やかな秋風になびく景色が楽しめ、10月になるとススキの穂が開き、秋の日差しを浴びて銀色に輝く。10月後半から11月中旬にかけては、夕日に穂が乱反射してキラキラと黄金色に輝く。
「曽爾高原山灯り」期間中の秋から冬にかけては星もよりきれいに見え、山灯りと星明かりのコラボレーションが楽しめる。

奈良県宇陀郡曽爾村 「『第12回曽爾高原山灯り』について」
http://www.vill.soni.nara.jp/forms/info/info.aspx?info_id=27074