浮世絵からアニメまで
「美少女」をめぐるさまざまな現象が注目を集める日本の約110作家300点の作品による「美少女の美術史」が2014年11月16日(日)まで、静岡県立美術館(静岡市駿河区谷田53-2)で開催中だ。
浮世絵から、近代に隆盛を迎えた洋画、日本画の美人画、さらには漫画、アニメ、フィギュア、そして現代社会における少女イメージを表したアート作品に至るまで、多くの少女のイメージを紹介。日本人が少女という存在に何を求めてきたのかを振り返る試みだ。
開催時間は午前10時~午後5時30分。休館日は、10月6日(月)、14日(火)、20日(月)、27日(月)、11月4日(火)、10日(月)。
観覧料は、一般1,000円、70歳以上 500円、大学生以下は無料。
新作アニメの上映やワークショップも
展覧会作品の一つとして、新作アニメーション(原作・太宰治の小説「女生徒」)をリピート上映。「美少女の美術史」公式サイトでは、予告動画も公開中だ。
また、10月18日(土)、19(日)午前10時15分~午後4時30分には、ワークショップ「美少女を描いてみよう~in静岡」が、同美術館 実技室で開催される。
現在、日本で最も注目されている若手アーティストの一人ob(おび)氏 を講師に迎え、富士山に逸話をもつ「コノハナノサクヤヒメ」を描く。
対象者は中学生以上の個人。定員12名程度。材料費1,500円程度、ほかに美術展観覧料が必要(同ワークショップ中に、「美少女の美術史」展も観覧するため)。
参加希望者は、往復はがきで応募。多数の場合、抽選となる。申し込み締め切りは、10月7日(火)必着。詳細は、静岡県立美術館公式サイトを参照のこと。

「美少女の美術史」公式サイト
http://bishojo.info/静岡県立美術館
http://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/