紅葉の鎌倉を歩こう
朝晩が冷え込むようになり、日に日に秋らしくなっていく今日このごろ。紅葉のシーズンもすぐそこまでやってきている。
都心からも、気軽に訪れることのできる古都鎌倉では、11月下旬ごろが紅葉のシーズンとなる。
ここでは、鎌倉の紅葉スポットとこの時期に行われる行事をご紹介。気持ちの良い秋の一日、ゆったりと散策してみてはいかが?
鎌倉七切通し「化粧坂」
鎌倉七切通しのひとつである「化粧坂」では、楓が主となる紅葉を楽しむことができる。鎌倉駅から徒歩20分の場所にあり、急な崖をS字状に登る切通し。
近くには源氏山公園もあり、気軽に秋の鎌倉を楽しむことのできるコースとなっている。
瑞泉寺とその周辺
瑞泉寺は、別名花寺とも呼ばれるほどで一年中四季折々の花を楽しむことができる。秋はフユザクラ、寒菊など。
また、周辺の谷戸一帯は「紅葉ヶ谷」と呼ばれる地名も残り、紅葉、楓、銀杏などが美しく葉の色を変える。
円覚寺、建長寺の「宝物風入」
円覚寺では毎年、虫干しを兼ねて収蔵している数百点の文化財の展示を行う。また、この期間に合わせて国宝「舎利殿」の特別公開も行われ、普段は入ることのできない「正続院」の門の内に入り「舎利殿」の正面近くまでお参りすることができる。
建長寺では、創建以来750年にわたって保管されてきた国宝、重要文化財など150点が展示される。

鎌倉市観光商工課ホームページ
http://guide.city.kamakura.kanagawa.jp/?cat=54