宝厳院では、秋の夜間特別拝観も開催
「古都京都の文化財」のひとつとして世界遺産にも登録される天龍寺(京都市右京区嵯峨)では、紅葉の季節を迎え曹源池庭園の早朝参拝(午前7時30分 ~ )が、11月8日~ 11月30日と11月の土・日・祝日に開催される。
また、天龍寺塔頭・宝厳院では、秋の夜間特別拝観として、獅子吼(ししく)の庭の公開が、11月14日から12月7日(午後5時30分~午後8時30分閉門・受付終了:午後8時15分)まで開催予定となっている。
特別名勝・天龍寺庭園の紅葉をゆっくりと楽しむ
曹源池庭園は、約700年前の夢窓国師作庭当時の面影をとどめた、わが国最初の史跡・特別名勝指定となっており、中央の曹源池を巡る池泉回遊式庭園で、大堰川を隔てた嵐山や庭園西に位置する亀山を取り込んだ借景式庭園でもある。池の周囲の紅葉と、それが水面にも映る美しさは格別で、多くの人が訪れる。
宝厳院の獅子吼の庭は、天龍寺開山夢窓国師の法孫である策彦禅師の作とされ、紅葉と巨岩を配した、嵐山を借景とする回遊式庭園。期間中は、本堂襖絵「風河燦燦三三自在」(田村能里子画伯筆) も公開される。

天龍寺 公式サイト
http://www.tenryuji.com/index.html宝厳院 公式サイト
http://www.hogonin.jp/