今年は早めに楽しめるかも?
11月も半ばを迎え、都内でも紅葉を楽しむことができる季節となってきた。
六義園では、例年11月下旬から12月中旬に見頃を迎えるが、今年は少し早いかも、との情報も。少し早めの紅葉を楽しみに出かけてみてはいかが?
江戸の二大庭園
六義園は、文京区本駒込にある公園で、1695年に造られた日本庭園。名称は中国の古い漢詩集である「毛詩」の「詩の六義」を紀貫之が転用した和歌の「六体」に由来する。造園当時から、小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられた。
明治時代に、三菱創設者の岩崎弥太郎氏の所有となった。後に昭和13年には東京市に寄付されて一般公開され、昭和28年に国の特別名勝に指定された。
現代に姿を伝える四阿
紅葉の時期には、もみじに囲まれ美しい景観を楽しむことができる「つつじ茶屋」。明治年間の岩崎氏の代につつじの古木材を用いて建てられたもので、戦災を免れて現代にその希少な姿を伝えている。
茶屋でほっとひといき
六義園には、池を眺めながらゆっくりと抹茶を楽しむことができる「吹上茶屋」がある。特に季節の花をかたどった上生菓子は好評。一筆箋やオリジナル手ぬぐいなどのお土産も販売されている。

東京都公園協会ホームページ
http://teien.tokyo-park.or.jp/contents/