12か所の関所をめぐるオリエンテーリングなどさまざまな催しを楽しめる
八王子市では、甲州街道のいちょう並木が黄金色に染まるなか、「第35回記念八王子いちょう祭り」が、追分町交差点から小仏関跡間の沿道一帯を会場に、11月15日・16日の2日間開催される。
市民手づくりのお祭りで、通行手形を片手に12か所の関所をめぐるオリエンテーリングや、クラシックカーパレードや、沿道の各会場でのグルメ屋台や物産展、音楽イベント、ダンスパフォーマンスなど、さまざまな催しが行われ、いちょう並木の黄葉とともに、秋の一日を楽しむことができる。
いちょう並木が約4キロにわたり美しく黄葉
「八王子いちょう祭り」は、市の天然記念物にも指定される甲州街道沿いの追分町から高尾町にかけての約4キロメートルにわたる、約770本のいちょう並木が美しく黄葉する季節に、市民の交流と地域の発展をめざし、有志市民により企画され、多くの市民の参画を得て市民手づくりの祭りとして実施運営されているお祭り。
「関所オリエンテーリング」では、追分町から小仏関跡間に設けられた「関所」6か所以上をまわって焼き印を受けると、福引所で福引ができ景品が当たる。また、12か所全ての焼き印がそろったら、小仏関所、追分関所、祭典委員会本部でパーフェクト賞(15日・16日各日先着1,500名)がもらえるという。
また、各関所では、焼きそば、焼き鳥、甘酒などが楽しめるほか、じょいそーらんパレード(15日)、クラシックカーパレード(16日)や沿道各会場でのミニライブ、全国・近隣観光物産展、ミニSLなど、数多くのイベントが予定されている。

「八王子いちょう祭り」 公式サイト
http://www.ichou-festa.org/