阪神・淡路大震災の記憶を語り継ぐ
神戸の冬を彩る荘厳な光の芸術作品「神戸ルミナリエ」が、“神戸 夢と光”をテーマに、12月4日から、旧外国人居留地及び東遊園地12月15日12日間開催される。
阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込め、震災の記憶を語り継ぎ、都市と市民の「希望」を象徴する行事で、数多くの人出で賑わい、昨年は354万人もの来場者が訪れたという。
光の回廊が荘厳で美しい空間を演出
「神戸ルミナリエ」は、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託し、大震災の起こった1995年の12月に初めて開催。2014年で20回目を迎える、神戸の冬の風物詩。
色とりどりの電球で彩色が施されたさまざまなデザイン様式のアーチの構造体を道路上に設置した「ガレリア」と呼ばれる遠近感のある回廊や、「スパリエーラ」と呼ばれる光の壁掛けなどが、荘厳で美しい空間を演出する。
東遊園地内には飲食ブースも開設され、今年は、イタリアをテーマにしたフードゾーンを設け、神戸ルミナリエ会場ならではの新たな雰囲気づくりが予定されている。

「神戸ルミナリエ」 公式サイト
http://www.kobe-luminarie.jp/index.html