映像作家、フィオナ・タンの初期から近年までの代表作を紹介
国立国際美術館(大阪市北区中之島)では、「フィオナ・タン まなざしの詩学」展 が、2014年12月20日から2015年3月22日まで開催される。
現代美術界を代表する映像作家、フィオナ・タンの初期から近年までの代表作を紹介する、関西初の大規模な個展で、今年7月~9月には東京都写真美術館で開催された。
フィオナ・タンを講師に迎えてアーティスト・トークも開催
「フィオナ・タン まなざしの詩学」では、映像、写真、インスタレーションの代表作17点を展示。
アジア初公開の「インヴェントリー」(2012年)、2009年のヴェネチア・ビエンナーレで大きな注目を集めた「ディスオリエント」(2009年)、彼女のルーツを探す旅をまとめた「興味深い時代を生きますように」(1997年)など、彼女が追求してきたテーマの変遷をたどる。
展示室では、ドキュメンタリー・フィルム「興味深い時代を生きますように」(1997年 60分)と「影の王国」(2000年 50分)の2作品が交互に上映予定となっている。
また期間中、関連イベントとして、「フィオナ・タン まなざしの詩学」展のギャラリー・トークを実施。12月21日には講師に出品作家フィオナ・タンを迎えアーティスト・トークが開催予定となっている。

国立国際美術館 公式サイト
http://www.nmao.go.jp/index.html