1世紀にわたる東京駅の“記憶”に光を当て、文化的意義を再検証
東京ステーションギャラリー(東京都千代田区丸の内)では、東京駅開業100年記念展「東京駅100年の記憶」が、2014年12月13日から2015年3月1日まで開催される。
同展は、1世紀にわたる東京駅の記憶に光を当て、その文化的な意義を再検証しようとするもので、東京駅を題材とした絵画や写真、映像のほか、歴史を振り返るジオラマや、建築に関わる貴重な資料も展示。東京駅の歴史と魅力を堪能できる。
さまざまな視点から東京駅の歴史をたどる
展示構成は、「プロローグ 辰野金吾と東京駅」、「第1章 丸の内の100年」、「第2章 東京駅の100年」、「第3章 記憶の中の東京駅」、「エピローグ これからの100年」。
「記憶の中の東京駅」では、多くの画家たちによって描かれ、多くの写真家の被写体となった東京駅、また一方で、原敬首相の暗殺など、歴史の舞台でもりたびたび新聞の紙面をにぎわすだけでなく、文学作品の舞台として多くの作家がとりあげた東京駅を紹介。絵画、写真、文学、新聞記事、さらに雑誌や双六、絵葉書、映像など、さまざまなジャンルの表現を通して、人々の記憶の中に残る東京駅の姿を見ることができるという。
また、期間中には、記念シンポジウムや学芸員によるギャラリートークなど、関連イベントが開催予定となっている。

東京ステーションギャラリー 公式サイト
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/