セルフポートレイト中心は初めて
展覧会「蜷川実花:Self-image」が2015年1月24日(土)~5月10日(日)、東京・品川にある原美術館で開催される。
国際的に活躍する写真家・蜷川実花さん初のセルフポートレイトを中心とした展覧会だ。
開館時間は、午前11時~午後5時(水曜は午後8時まで)。休館日は月曜日(祝日にあたる5月4日は開館)、5月7日(木)。
入館料は、一般1,100円、大学・高校生700円、中学・小学生500円(学期中の土曜日は、小・中・高校生の入館無料)。原美術館メンバーは、無料。
華やかさの裏にある歪みやよどみも
これまでアイドル、モデル、俳優のほか花々の輝きをとらえたポジティブな作品を発表。華やかで鮮烈な極彩色の写真が「蜷川カラー」と呼ばれる一方で、その隣り合わせにある歪みやよどみ、衰退の影や死の気配も捉え続けてきた。
同展は、「生身に近い、何も武装していない」と作家自身が語るセルフポートレイトを中心に紹介。多くがモノクロームで撮影されており、「蜷川カラー」を纏わない、まさに、生身の蜷川実花さんが写っている。
取り憑かれたように撮影したという“目黒川の桜”ほか、写真集発表以降も続いているシリーズ“noir”の作品なども初公開。蜷川実花さんの新たな魅力を提示している。

原美術館プレスリリース(PDF)
http://www.haramuseum.or.jp/蜷川実花 オフィシャルサイト
http://www.ninamika.com/