震災からの復興を遂げた新長田を舞台にしたアート作品展
神戸市では、「神戸ビエンナーレ2015」のプレイベントとして、「震災20年新長田アートプロジェクト」を、新長田アスタくにづか・大正筋商店街の空き店舗5区画で、1月10日から2月11日まで開催中。
阪神淡路大震災から20年という節目を迎え、震災で特に大きな被害を受け、復興を遂げた新長田を舞台に、アートの力でさらなる活性化を図るアート作品展で、今回は「神戸ビエンナーレ」だけでなく、兵庫県内の6つの芸術祭が参加するアートプロジェクトとなっている。
県内6つの芸術祭が推薦するアーティストの作品を展示
「神戸ビエンナーレ」は、神戸市が、震災10年を機に、文化を活かした創造的な都市づくりを目指すことを広く発信する取り組みの1つとして誕生した国際的な芸術文化の祭典。
神戸に国内外の芸術文化の力を結集してアートのさらなる飛躍を図るとともに、まちの賑わいづくりや活性化につなげることを目的に、2年に1度開催され、「神戸ビエンナーレ 2015」が、9月19日から11月23日まで開催予定。
「震災20年新長田アートプロジェクト」では、兵庫県内の芸術祭が一体となって、県内外へ情報発信していく「アートde 元気ネットワーク推進会議」の協力を得て、このネットワークに参加する各芸術祭からアーティストが参加。
「神戸ビエンナーレ」「西宮船坂ビエンナーレ」「龍野アートプロジェクト」「木彫フォークアートおおや」「あさご芸術の森アートフェスティバル」「丹波篠山・まちなみアートフェスティバル」が推薦するアーティストたちによる、空き店舗を展示スペースとして活用した作品を見ることができる。

「神戸ビエンナーレ」 公式サイト
http://kobe-biennale.jp/