梅も見頃となり多くの参拝観梅者で賑わう
北野天満宮(京都市上京区)では、「梅花祭(ばいかさい)」が、2月25日に開催される。
梅花祭神事が、本殿にて午前10時より行われ、午前10時から午後3時まで三光門前広場では野点(「梅花祭野点大茶湯」)を開催。境内の梅も見頃となり、馥郁たる雰囲気の中、多くの参拝観梅者で賑わう。
梅苑は2月7日より公開中
北野天満宮には、約2万坪の境内に50種約1,500本の梅があり、 早咲きの梅は12月中旬頃からつぼみがふくらみ始め、1月初旬には冬至梅・照水梅・寒紅梅等が寒さの中、春を告げるかのように咲き始める。
梅苑は例年2月初旬から公開され(今年は2月7日より公開中)、梅苑を紅梅・白梅・一重・八重等の順に咲き始め、2月下旬から3月中旬までが最も美しい時期。
「梅花祭」は、御祭神菅原道真公の祥月命日に行われる祭典で、約900年もの古い歴史があるとされ、祭典には、貞明皇后参拝の古例により皇后陛下の御代拝(宮内庁京都事務所の所長)が行われる。
また、野点は、天正15年(1587年)豊臣秀吉公が同宮境内で北野大茶湯を催した故事に因んだもので、上七軒総出(芸妓15名・女将15名)の奉仕により開催される(有料 拝服券:先着3,000枚限り)。

北野天満宮 公式サイト
http://kitanotenmangu.or.jp/