「山門」などの伽藍をライトアップ、燈籠が参道を照らす
永平寺(福井県吉田郡永平寺町)では、「~永平寺ライトアップ~ 冬の燈籠まつり」が、2月28日・3月1日(18:00~20:00)の2日間開催される。
境内最古の建造物「山門」を含む5つの伽藍をライトアップ。参道を照らす燈籠で幻想的な世界を演出する。
2月28日には「永平寺・万灯会」を開催
曹洞宗の大本山永平寺は、曹洞宗開祖・道元禅師が1244年に開いた坐禅の修行道場。三方を山に、一方に永平寺川をもつ深山幽谷の敷地内には、大小70棟余りの建物が並び、併設の「瑠璃聖宝閣」には、道元禅師筆と伝わる「普勧坐禅儀」(国宝)をはじめとする宝物の数々が展示されている。
「冬の燈籠まつり」では、永平寺のライトアップされた伽藍と大小の燈籠で照らされた一帯は荘厳な雰囲気に包まれ、来場者を幽玄の世界へと導く。涅槃団子、しょうが湯の振る舞いも予定されている。
また、2月28日(18:00~)には、「永平寺・万灯会」を開催。山門の祭壇に燈籠を飾り、本山による万灯供養が行われ、ロウソクや燈籠の他、参拝者の願いが書かれた「願い燈籠」が並べられる。

永平寺町観光物産協会 「永平寺 冬の燈籠まつり」
http://www.eiheiji.jp/webapps/www/event/detail.jsp?id=359