民家・商家等各家々の軒先に様々なお雛様を展示
岡山県真庭市では、早春の勝山を彩る風物詩「第17回勝山のお雛まつり」が、2月28日から3月4日までの5日間開催される。
「のれんの町並み」で知られる町並み保存地区・新町商店街の民家・商家等各家々の軒先に、古くは江戸時代から現代までの様々なお雛様を展示。町中が華やかな雰囲気に包まれる。
情趣深い町並みと、温かいもてなしの心
勝山町並み保存地区は、かつての美作勝山藩の城下町として、また、高瀬舟水運の要所、出雲街道の宿場町として栄えた歴史をもち、岡山県内で初めての「町並み保存地区」に指定された地域。
昔ながらの酒蔵に、旧家、武家屋敷といったノスタルジックな建物に加え、古民家、蔵などを活用した工房、カフェ、ギャラリーなどが軒を連ね、歩くだけでも楽しい趣をかもし出す。
「勝山のお雛まつり」では、新町商店街から市役所周辺までの約1kmの範囲で、160軒あまりのお店や家にお雛様が展示され、情趣深い町並みの散策とあわせて、町に暮らす人びとの温かいもてなしの心を感じながら、春の一日を過ごすことができる。

勝山の観光ガイド「勝山のお雛まつり」
http://katsuyamanet.com/hinabox/hinatop.html