16世紀初頭から約3世紀半にわたるヨーロッパ風俗画の多彩な展開を名画で紹介
国立新美術館(東京都港区六本木)では、「ルーヴル美術館展 日常を描く~風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」が、2月21日から6月1日まで開催される。
16世紀初頭から19世紀半ばまで、約3世紀半にわたるヨーロッパ風俗画の多彩な展開を、約80点の名画によって紹介。膨大なコレクションを誇るルーヴル美術館だからこそ実現できる史上空前の風俗画展となっている。
フェルメールの円熟期の傑作「天文学者」が初来日
同展覧会では、17世紀オランダを代表する画家フェルメールの円熟期の傑作、「天文学者」が待望の初来日を果たす。ルーヴルを離れることがほとんどない作品のひとつで、この貴重なフェルメール作品を日本で堪能できる、またとない機会となる。
他にも、16世紀イタリア・ヴェネツィア派を主導した巨匠ティツィアーノ、16世紀ネーデルラント絵画を代表するピーテル・ブリューゲル1世、17世紀スペイン・バロックの巨匠ムリーリョ、18世紀フランス・ロココ絵画の立役者たるヴァトー、ブーシェ、シャルダン、フラゴナール、そして19世紀レアリスムの旗手コロー、ミレーなど、各国・各時代の「顔」ともいうべき画家たちの珠玉の名画が集結。期間中は、アートトークや講演会なども開催予定となっている。

日本テレビ 「ルーヴル美術館展」
http://www.ntv.co.jp/louvre2015/