雪の旅籠を作り昔の町並みを再現
山形県月山志津温泉では、「雪旅籠の灯り」が、2月27から3月1日、3月6日から3月8日の6日間開催される。
雪の旅籠を作って昔の町並みを再現するイベントで、夕刻には「雪旅籠」に灯りが灯され(点灯時間18:00~20:00)温泉街に幻想的な町並みが現れる。
雪旅籠のろうそくの柔らかな灯りが幻想的な雰囲気を作り出す
「雪旅籠の灯り」は、日本各地で地域の個性を活かしたイベントのうち特に優れたものを表彰する「第13回ふるさとイベント大賞」で、最高賞(大賞)である「総務大臣表彰」を受賞しているイベント。
雪が5~6メートルも積もる月山志津温泉郷は、江戸時代、出羽三山に向かう六十里越の宿場町であったことから、その豊富な雪を利用し、旅館をかたどった雪の灯篭で町並みを再現。雪を積み上げて作るのではなく、自然に積もった雪を掘り込んで建物を造形するという。
日没とともに、次第に存在感を増していく雪旅籠。ろうそくの柔らかな灯りと趣のある町並みが、志津温泉に幻想的な雰囲気を作り出し、囲炉裏の旅籠、二階建て旅籠など、それぞれ工夫を凝らした旅籠が並ぶ。また、雪と氷にLEDを使い、幻想的な空間と雰囲気を体感できるアイスバーでは、ホットワインが楽しめる。

月山志津温泉「雪旅籠の灯り」 公式サイト
http://www.gassan-shizuonsen.net/yukihatago/