テーマは「惑星で会いましょう」
「第7回恵比寿映像祭」が、2月27日から3月8日までの10日間、恵比寿ガーデンプレイス(東京都渋谷区)他で開催される。
テーマは「惑星で会いましょう」。キーワードは「視点を変える」こと。未知の惑星を訪れるように、現前する世界を新たな視点で探検し直す契機とツールとしての映像。新たな観点をもたらすものとしてのアートの可能性を問い直し、世界にアクセスする今日的な方法を探す。
展示、上映、イベントなど複合的に展開
「恵比寿映像祭」は、年に一度、映像分野における創造活動の活性化と優れた映像表現やメディアの発展を問い直すユニークなフェスティバルで、展示、上映、イベントなど複合的に展開。今年度は、東京都写真美術館の改修休館を機に、美術館の建物を飛び出し、さらに地域とのつながりを深めての開催となる。
構成は、「展示」(ザ・ガーデンホール、日仏会館ギャラリー)、「上映」(日仏会館ホール)、「オフサイト展示」(恵比寿ガーデンプレイス センター広場ほか)、「シンポジウム」(日仏会館ホール)、「ラウンジトーク」(ザ・ガーデンホール 2階ラウンジ)、ライヴ(ザ・ガーデンルーム)、レクチャー(ザ・ガーデンルーム)、「地域連携プログラム」(恵比寿地域文化施設及びギャラリーなど)を予定。
「上映」では、実験映画の巨匠ケン・ジェイコブスや2014年英国ターナー賞を受賞したダンカン・キャンベル、インドネシアの新星エドウィンなど、国際色豊かな上映ラインナップ。映像アーカイヴのあり方を考えるシンポジウムも予定。
ザ・ガーデンホールでは、美術館の展示室とは趣の異なるホールの特性を生かし、展示作品を楽しみながら空間を自由に回遊できるように構成。ホール奥のプロジェクションエリアでは、スクリーン展示プログラムが定時上映される。

「恵比寿映像祭」 公式サイト
http://www.yebizo.com/