湖国の早春の奇祭として知られ、国の無形民俗文化財にも選択
“湖国に春を告げるお祭り”、近江八幡の「左義長まつり」が日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう/滋賀県近江八幡市)周辺で、3月14日・15日の2日間開催される。
ワラで造った三角錐にその年の干支などさまざまな飾り物を施した山車13基が町内を練り歩き、2日目の夜、神社の境内で次々に奉火される。湖国の早春の奇祭として知られ、「近江八幡の火祭り」として、4月の「松明まつり」とともに国の無形民俗文化財に選択されている。
2日目の夜に左義長は順次奉火されクライマックスを迎える
祭りの主なスケジュールは、14日13:00に左義長が日牟禮八幡宮へ勢揃いし、この時に山車コンクールの審査も行われる。14:00から渡御(旧町内巡行)が行われ、17時:30頃に日牟禮八幡宮に帰着し、ダシコンクールの表彰式が行われる。
15日には、午前中から各町の左義長が旧城下町を中心に自由に練り歩き、左義長同士のぶつかり合いが繰り広げられる「組合せ」(左義長のけんか)が行われる。20:00から、左義長は順次奉火され、2日間にわたる祭りのクライマックスを迎え、最後の左義長が燃えるまで、夜遅くまで続く。

近江八幡観光物産協会 「左義長まつり」
http://www.omi8.com/maturi/sagicho.htm