京都の「匠の技」の魅力を国内外に発信
京都市では、春分の日を「伝統産業の日」と定め、この日を中心に、岡崎・東山、室町、西陣など市内各地で多彩なイベントを展開。1200年の歴史の中で培われた京都の「匠の技」の魅力を国内外に発信する。
事業テーマは「琳派の世界が花ひらく」。2015年は琳派を創出した一人である本阿弥光悦が京都洛北鷹峯に「光悦村」をひらいてから400年にあたり、関連事業を含め、多彩な催しが実施される。
3月14日から3月22日の期間中は、きもの姿の人は市バス・市営地下鉄が無料で乗車でき、文化観光施設に無料入場(きもの入場無料券要)できるなどの特典も受けることができる。
盛りだくさんのイベントや“きもの”特典
イベントは、京都市伝統産業技術功労者である「京の名匠」の伝統の技と豊かな感性で制作された作品を展示・実演をする「京の名匠 春秋会展」(3月20~22日/京都市勧業館みやこめっせ)、お漬物お酒など「京もの」が勢ぞろい「京ものフェスティバル 2015」(3月20~ 21日/京都市勧業館みやこめっせ)など、盛りだくさん。
また、きもの姿で平安神宮に来た人を、プロのカメラマンが無料で撮影する「きもので記念撮影 in 平安神宮」(3月22日/平安神宮 事前申し込み要)、京都市交響楽団のコンサートに、きもの姿の人を無料招待する「きものクラシックコンサート」(3月21日/京都コンサートホール 事前申し込み要)なども予定されている。

「伝統産業の日2015」 公式サイト
http://www.densannohi.com/