散策路を露地行灯の灯りといけばな作品で結ぶ
京都・東山地域では、日本情緒豊かな陰影のある露地行灯の灯りと花により華やぎのある路を演出する「京都・東山花灯路 2015」が、3月6日から3月15日(点灯時間:18:00~21:30)まで開催される。
北は青蓮院から知恩院、八坂神社、円山公園、高台寺、圓徳院、法観寺を経て南は清水寺までの散策路を、LEDの露地行灯の灯りといけばな作品で結び、思わず歩きたくなる路を演出。
期間中、様々な催しや周辺寺院・神社の特別拝観やライトアップも行われる。
「香りのさんぽ路」やサンドアートパフォーマンスなどの新規企画も実施
主な事業として、「ロームが灯す 灯りと花の路」では、日本情緒豊かな陰影のある露地行灯約2,500基の「灯り」とボリューム感のあるいけばな作品の「花」で演出。ロームのLED電球を使用した露地行灯による、あたたかみのある灯りに照らされた、総延長約5kmの散策路が楽しめる。
「いけばなプロムナード」では、灯りと花の路沿いの10箇所に大型花器によるボリューム感のあるいけばな作品を展示。また、円山公園では、京都いけばな協会の協力による前期展・後期展合わせて16作品の壮大な華の競演が繰り広げられる。
また、 円山公園内を流れる吉水の小川のせせらぎ一面に約500本の青竹の灯籠を設置し幻想的な情景を醸し出す「竹灯り・幽玄の川」や、八坂神社では5花街の舞妓が舞踊を奉納(3月7日・8日・13日・14日・15日 各日18:30~、19:00~、19:30~)。
また、新規企画として、会場内5箇所に設置した5種の香りをめぐるクイズラリー「香りのさんぽ路」や、サンドアートのパフォーマー団体,SILTによるサンドアートなども実施予定されている。

「京都・東山花灯路」 公式サイト
http://www.hanatouro.jp/higashiyama/index.html